ポケットの中にはカセットテープだけ

テープが切れるまで、好きなことを好きなだけ書き綴っていければと思ってます。

初めて即売会、同人誌製作をしての感想

私は先日初めて即売会でサークル参加をしました。

正直、とても不安でこれでいいのかなってずっと自問自答の日々でした。

そもそも何故、サークル参加をしたのかと言いますとナナシス(Tokyo7th シスターズ)

の4thライブを行って以来胸に湧いてくる創作意欲が止まらなくて「何か」を書きたい。

持て余してる何をぶつけたい。

そんな気持ちに駆られたのです。

でも、私はイラストを書く事は出来なくて

唯一勝負出来る術が文字だったのです。

そこから先輩達二人にお願いをして機械担当の先輩、表紙、サクカ担当の先輩と文字担当の私と役割分担をしてサークルカキツバタの夜が出来上がりました。

初めてだらけで、何度もミスして、しんどく、本一冊出すのにこんなにも大変なのか…と自分の考えが甘いと思い知らされました。

サークル辞退しようかなとも考えました。

でも、そうはしませんでした。

それは私が書く理由にあったからです。

私が書く理由は「春日部ハル」から貰った笑顔、勇気、活力を返しきれないぐらい沢山のモノを貰いました。

それを一生かかってもいい。

返したい誰かの為じゃなく、自分自身の為に春日部ハルの、ナナシスの恩返しをしたいと思って私は書き続けました。

不器用で、ツギハギだらけの文章でも。

みっともなくても、それでもここまで来れたのはハルの支え、そしてサークルの皆さんの支えがあってこそだと感じいます。

本当にありがとうございます。

自分の文章は副産物だと思って、イラストしか見ない…からイラストだけでいいと言っていじけてた自分を激励して私の文章こそが主産物と言ってくれてありがとうございます。

春日部ハル小説本「ブラン・ニューデイ」

はハルが過去アイドルをしていた頃昔オリキャラとユニットを組んでいたら…というifから始まり現在、未来を繋ぐ物語です。

これを書くにあたってのプロットは4thライブが終わって数日後経った夜温泉に行った時ボッーとライブの事を考えていると

ふと思ったんですハルが昔誰かとユニットを組んでいたら…と。

そこから頭の中でプロットを連ねると「これは、面白いぞ…」と思い先輩達に連絡を取り手伝って欲しいの趣旨を伝えました。

(一人でもやりきるつもりでしたが、今となって思えばこの先輩達がいなければ出来なかったと感じています。)

そうすると、電話口で驚きの声が返ってきましたが数日後あっさりと承諾してくださりそこからサークルを立ち上げ、紆余曲折色々あったけどここまで来る事が出来ました。

感謝してもしきれません。

そして、運命の日5/4 飛行機に揺られ三半規管を可笑しくてなりながらもようやく横浜産貿ホールマリネリアに着きました。

サークル準備をし終わり、今か今かとドキドキしながら待っていると、バーっと人が押し寄せて来て、これが即売会なんだな…って初めてそこで実感が湧きました。

オンデマンドで19部印刷して有り難い事に16冊も購入いただきました。お手に取っていただいた皆様本当にありがとうございます。

とても楽しい一日で終わるのが帰るのがとても惜しかったです。

人生で一番楽しかった1日と言っても過言でないです。

今まで自分に自信を持てませんでしたが、これで少しは自信が付きそうです。

ありがとうございます。

カキツバタの夜は先輩達でやるのは、もしかしたら諸々の都合で今回限りの可可能性が高いです。

でも、書き続けます。

それは使命感ではなく、書きたいから。

あの時の感動をまた味わいたい、そして書くのが楽しくて仕方がないからこれからも書き続けたいです。

長くなりましたが、読んでくださって本当にありがとうございます。

サークルに参加してくださった先輩方、サークルに赴いてくれた方々。

手に取っていただけた方々本当にありがとうございます。