ポケットの中にはカセットテープだけ

テープが切れるまで、好きなことを好きなだけ書き綴っていければと思ってます。

だって、これは貴方の物語だから。

5.0 大人になることを怖がっていたマノンが大人になるのが楽しみになり、モモカは過去も今も全部受け止めて「私」だって胸を張って言えるようになった。 

そして焦がれていたあの日の「光」と再会することが出来ました。

5.0は0.7 4.0 よりも、深く「人間」を描いたエピソードだと感じました。 マノンの才能がないから〜の悩みは人間なら誰しも抱える悩みで親近感が湧いた人も多いのではないでしょうか?

それでも、あがくことをやめなかった「光」と 信じ続けていた「あの日の少女」は二人ともやめなかった。諦めなかった。 だから、再び会えたんだと思います。

Star☆Glitterの歌詞に「何度だって どこにだって君に会いにいくから」 を思い浮かべた人も多いと思います。 きっと出会えたのは偶然じゃなくて 「最初の想い」に約束していたから出会えた事象なのかなと思いました。

0.7でニコがミトに対し、 「会いに来たよ、ミト」 4.0でアグリがネロに対し、 「会いに行くよ。」 後者は「まだ」ですが、アグリもきっと、いつか必ず会えるんじゃないかなと。  これは、セブンスの物語でも、777☆Sの物語でもない。 だって、これは貴方の物語なんだから。  AXiSのその後が描かれるエピソードが、来ると私は信じています。

(6話で777☆Sの歌詞が出て来た。 →より過去の偶像だったんだな…と実感したけれど777☆Sは「決して溶けないもの」になって、心にずっと残り続ける。 「黄金」の夢はずっとそこにある。)

「今」をめいいっぱい頑張る! というのはナナシスのテーマの「一瞬の輝き」に通じていて、それはエピソードにもライブにも皆んな「今」を諦めず足掻いてるからこそのあの輝きなんだと思います。 そう、これはきっと偶像でも希望でもない 普通の女の子の物語。 3.5でも、皆んな偶像ではなく一人の人間としてぶつかって来た。 ある者はアイドルってなんだろうって。 ある者は自分について。 ある者はアイドルに対する答えを。 ある者はステージに上がる「理由」を。 皆んな苦しみながら、考え、答えを出して来た。 だから、今がある。 諦めなかったから今がある。

「アイドルはアイドルじゃなくても良い」 そんな、小さなおまじないを胸に彼女達は 今日も明日も明後日歩いて行きます。 夢に向かって。

そして、パレイドは続いていく。

ナンス1stライブPILOT POINTお疲れ様でした!!

夏川椎菜の全部が詰まっている最高のライブでした。

私は千秋楽の大阪だけの参加だったのですが、 演出面は目を見張るものがありました。

演出面について色々思うことがありましたので、感情の赴くまま書き綴りました。

箇条書きだったり、変なところはありますが、よければ目を通していただけれると幸いです。

最初の演出、パンダと小さい子が出てくるのは疑問だったのですが、恐らくパンダ=ナンス自身だと思います。

小さい子が落とした看板を仕方なく拾うパンダ。

面倒毎を押しつけられていたのでは?と考えられます。

パンダがひよこ村長のモニターを見ている。 白いパレットで、これからの夢を見ている。 ピンク、青、黄色、が一瞬映った=未来の3人に会うことを暗示している?

パンダとナンスが一緒に歩くのはアンコールで2人が歩いていく以外ありません。

個人的アンコールはエキストラステージだと考えていて、ログラインはグレープフルーツムーンから始まりファーストプロットで終わる物語だと思っています。

(アンコール後、一緒に光の道を沿って2人で歩いていく=好きも嫌いも全部ひっくるめて自分だからそれを抱きしめて歩いていく暗喩)

敢えてそうしてない、演出だと考えてます。

パンダ=ナンスの分身であるというのがパレイドでも示唆されています。

パレイドは自分しか救えない曲 その曲のフリをするってことはパンダ=ナンスの分身なのだと感じました。 その後、ファーストプロット歌ってた時 モニターに映るキラキラした光を見つめていた。

その後、ナンスと背中合わせに歌う。

最後のMCで言ってた大好きと大嫌いの部分。

パンダは白い部分と黒い部分がある。 それで大好きと大嫌いを表現している。 すなわちナンスの感情だと断定出来ます。

パンダは元々目立つことが好きで、 台の上でもノリノリで踊ってたけど、女の子が吹いたホイッスルが聴こえると怯えて隠れてしまいます。

ホイッスル=世間の声

世間の声に怯えて、厄介事を頼まれて、パンダは辛かったと思います。

「一番になんてなれないんだ…」 と悲観していたのかもしれません。

それでも、パンダは夢を観ることは諦めません。 パンダは先に歩いて行ったナンスを後を追うように、 沢山の歓声に怯えながらもポケットに入っていた夢を取り出して、無くさないよう大事に歩いて行きます。

プロットの先へ、本編を書き綴っていくのです。

行進は終わりません。

これからも、ずっと続いて行くのです。

ナナシスと愛

愛とは何なんでしょうか?

愛とは受け皿のようにただ、受けるのを待っているだけ。 では、ありません。 羽生田イトも、七咲ニコルもみんな愛を与えているのです。 そして、与えられた人物はまた違う人物へと愛を与える。 そうやって世界は息づいていくんだと思います。

劇中でミトは愛なんて訳の分からないものいらないと言っていました。 愛とは形のないものです。 気付くのはとても難しいです。 「光」の歌詞にも『いつも愛はそれと知らず』と書いてあります。 セブンスは最後の最後でようやく愛を知りました。 そのセブンスを超えるように777☆Sは青空を超えて気付きました。 セブンスに気付けなかった事を何故777☆Sが気付けたのでしょうか? それは4.0でも語れた「他人だから手を伸ばせる」という答えに辿り着けたのではないでしょうか。

777☆Sの面々はナナスタで知り合い、ナナスタで交流をして行きます。 一方でセブンスの面々は幼い頃からずっと一緒で離れるという選択肢を取りづらいというものあったでしょが、セブンスにとってはその世界が全てだったのです。 セブンスの皆んなは同じ場所を見ているのです。

777☆Sの皆んなは同じ場所にいながらも、違う場所を見ています。

それは彼女の世界は外部とも繋がってるということであり、彼女達の世界はそこだけではないというのが強いのです。

セブンスの引いたレールが無ければ777☆Sが生まれることも無かったし、「希望」が生まれる事もなかったのです。 鳥かごのレストランは新しい「希望」を残して、次のシスターズへとバトンを渡したのです。

愛は、誰かの為に送るものであり 奇しくもハルカゼ〜You were here〜の 涙を流しながら誰かの背中を押すために に通ずるところがあります。

でも、愛は優しさとは違います。 守ることとも違います。 ただ、相手に送るだけなので得てすれば、それは自己満足と言われるのかもしれません。 時に残酷なまでに愛を受け入れてしまって、それを後悔するかもしれません。 でも、彼女達シスターズはそれを受け入れて 愛を認めて、前へ進んで行きます。 足掻くことを諦めません。

それは、きっと「最初の想い」に約束しているから どんなに辛くても、悲しくても、いつか笑える 日が来る。

ナナシスはそんな物語なのです。

ナナシスと冬と愛

エピソード0.7のトレイラーが公開されましたね。

ナナシスに冬がやって来ました。 ナナシスはこれまで主に夏を舞台にやって来ました。

イベントや、その他エピソード、カードなどでは冬、秋などは出て来ましたが大々的にその季節を背に向けてという感じではありませんでした。 ですが、エピソード4.0そして5thライブ SEASON OF LOVEが物語に書き加えれた事により徐々に時計の針が進んで行きます。

5thライブで披露された 「NATSUKAGE〜夏陰~」サビの振り付けは 時計の針が動いていく様子を表していました。 ナナシスの振り付けの中で時計を表す振り付けはこれが初なのではないでしょうか?

ナナシスは今まで時が止まったかのように夏を舞台にして来ました。 それが、今動き出しました。 過去の冬に向けて。

Episode 0.7-Melt in the show- のキャッチコピーは「愛」

5thライブのテーマも「愛」です。

0.7の内容は今のところ分かりません。 ですが、愛が過去と未来を繋ぐ架け橋のようなモノになるのではないかと考えています。

旅立ちの曲、旅立ちの季節。

ハルカゼ〜You were here〜 この曲は涙を流しながらも誰かの背中を押す曲、 そして別れの曲。

5th以前はそうでした。 ですが、5th以降、 この曲は決定的に変わったのです。

5th Anniversary Live 『SEASON OF LOVE

その終盤、 夏陰を歌い終わったシスターズは言います。 夏が来るたび思い出す、と。 あの笑顔。 眩しくて楽しかった日々を。 いつか、必ず戻ってくるそんな想いを込めて愛を込めて

この「旅立ちの歌」を歌います。 と言ったのです。

奇しくも、そのハルのMCで3rdライブ 紡いで、繋いでいったハルカゼを思い出します。 ハルカゼは別れの曲、 背中を押す曲だと思っていました。

特定の誰かではなく、誰か。 でも、その言葉を聴いて私の中でピースが気持ち良いぐらいハマりました。

例えば

「行き場のない悲しみや、繰り返した過ちこそが どんな強い光よりも輝いて道を照らす。」

の歌詞の部分など七咲ニコルであった時の事や、エピソード4.0の事を示唆しているように思えます。

ハルカゼ〜You were here〜

「 〜あなたはそこにいた〜」

視点を変えるだけでもこんなにも違う曲になるのです。

思えば、Le☆S☆Caのミツバチも旅立ちの曲でもあります。 今回のライブは出逢いと、別れ、そして明日へ一歩進む為の背中を押してくれるライブになっています。

1st〜4thを集大成のようなライブ。 だから4時間半などという過去最長のライブ時間になったのではないでしょうか?

3rdのライブのようにバトンを紡ぎ、繋いできたストーリー。 そして、4th終盤に最初にライブをした映像をダイジェストで流し、まるでお祭りの終わりのような夏の寂しさを感じながらもSTAY☆GOLDで輝きながら締める。

無我夢中にシスターズを応援し、眩しい光に手を触れたくなった、そんな大切でかけがえのない二日間だったように思えます。

彼女たちの物語(ep4.0ネタバレ有&駄文注意)

長い、長い、雨がようやく止みました。

彼女達777☆Sは今回、悩み苦しみました。

それは十分すぎるぐらいに。

でも、みんな答えを出したのです。 解を出したのです。

ある者は誰かを守る為、ある者は自分の想いを護る為、居場所を護る為。 それぞれの想いを胸にAXiSとの対決へ挑みます。

どれだけ苦しくても、悲しくても。 前へ進む為に。明日へともう一歩進むために。

ハルが立ち上がって、みんなの輪が繋がりました。 AXiSに勝てないの「かもしれない」

解散してしまう「かもしれない」

消えて無くなってしまう「かもしれない」

たくさんの「かもしれない」があります。

でも、その「かもしれない」に怯える事なく、ハルは、777☆Sは進みます。 1つの可能性に怯える事なく、信じて進みます。

自分を、みんなを、そして「最初の想い」を

ある時、ある人が言いました。 「アイドルはアイドルじゃなくても良い!」と。

それの言葉のアンサーが今回のエピソードなんだと思います。 解散しても、たとえアイドルじゃなくても良い。 「アイドルとしての、成長より、人としての成長を願っている」

支配人の言葉です。

ナナシスは単なる誰かの慰めのモノではありません。

ナナシスは、アイドルモノではありますが、「誰かの物語」です。

なので、もしかしたら解散する事もあるかもしれないし、恋に落ちちゃう事だってあるかもしれない。

言うなれば、それはエゴかもしれません。 でも、その突き詰めたエゴが物語の基盤なのだと思います。 だから、背中を押す事が出来た。

だから、青空まで来る事が出来たんだと思います。

コニーさんとハルが河川敷で感情を爆発させるシーン。コニーさんは「分かんないよ!他人なんだから!」と言います。

そうです、他人なんです。 でも、他人だから 自分じゃない誰かだから言える事もあると思うんです。 涙を流しながら、誰かを応援することも。

ハルは、過去の出来事から目を背けず、ずっと闘って来ました。 笑い飛ばすこともせず、「逃げ出してしまった過去」と自分で認めて進んできました。

ハルは今回、誰かの背中を押していたはずなのに誰かを傷つけてしまったという事実に耐えられずに殻に篭ってしまいます。 それは奇しくも、 「ノッキン・オン・セブンス・ドア」の時のように。 あの時のは張り紙がキッカケでした。 天神ネロの言葉がトリガーになりました。

ノッキン・オン・セブンス・ドアで見せた感情を震わせたような声でハルは感情を爆発させ眼鏡を外したコニーさんとぶつかり合いました。 そして、虹がかかりました。

『雨の日だって、水溜りの虹は綺麗だってやっと気づけたね』

ハルは再びドアを叩きました。

それはシスターズのみんなも。

答えを出して、歩いて行きます。

まっすぐに、ストレートに。 Dear Straight Lights

考察なし、純粋なエピソード4.0の感想、想い

エピソード4.0 AXiS 11話。 いやぁ、ナナシス好きで良かったな、 ナナシスと出会えて良かったな…って多幸感いっぱいで、いっぱいで涙でぐちょぐちょになりました。 感情も溢れかって何を、どう表現したら良いのか分かりません。 でも、だからこそのこのブログ。 感情の掃き溜め場所なのです。

ツイッターで全部爆発させようかとも思いました。 でも、言葉を全部彩って飾り付けてしまえば それはカタチあるものになってしまう。 私はナナシスをそういうもので表現したくない。ナナシスはカタチがない言葉なんです。 不確かモノかもしれない。 でも、確かにそこにあるんです。 皆んなの心に伝わっているんです。 純粋な想いなんです。ナナシスは。 装飾出来ない、する事が出来ないものがそこにある。 それがナナシスなんです。

好きなモノに対してここまで真摯に向き合ってる時間って何よりも代え難くて…何よりも楽しいんです。

最初エピソード4.0見た時は苦しくて、 どうして、どうして、となんでこんな事するのと思えてなりませんでした。 何度もハルの倒れた姿が頭の中でリフレインして、辛くて、何もしてない状態で泣いてしまうぐらい情緒不安定になってしまって、 暫くEP4.0が開けませんでした。

今もハルが戻って来てないので心は休まっていませんが、でもロナのあの言葉を聞いて 「ああ、ナナシス好きで良かった」 「ああ、生きてて良かった」と心から思えた瞬間でした。 ナナシスには、幾度となく背中を押されて来ました。 そして今回も。

エピソード4.0 AXiS残すところ、あと2話になりました。 本当にあと2話で終わるのか?って気持ちと あと2話なんだなって気持ちが混ざり合いぶつかり合っています。

今までは後半に何度も持ち越されて来た、引っ張られて来たハル。 もういいよって、助けてあげてって言いたくなりました。

でも今回は、少し淀みが無くなり、流れて行ってる感覚です。 ハルがどうなるのか、ここ最近はそればかり考えいました。 それが私の日常で、それが私の生活の一部となっていました。 いつも間にか、守って来た日常でさえ侵略して来て、掲げるんです。 「ねぇ、君は何がしたい?」って もう、たまらないですよ。 もう、泣いてしまいますよ。

残り2話でハルはどういう動きをして、777☆Sはどういう行動に出るのでしょうか?

前までは暗い、ジメジメした曇りばかりの天気でした。 でも、今は霧が晴れて少し青空が見えてきました。