ポケットの中にはカセットテープだけ

テープが切れるまで、好きなことを好きなだけ書き綴っていければと思ってます。

エピソード4.0 AXiS五話感想 &ハル

エピソード4.0 AXiS第5話を見て

何が真実なのか分からなくなってきました。

正直言って今のところAXiSに良い印象は抱いていないです。

ただ、第5話冒頭天神ネロの悪夢は何かしら伏線になり得る「何か」であることは間違い。

AXiSはメディアを操作し、そして今度は人の感情さえも操作して来た。

それは神にも等しい力を持ったも同然でAXiSには誰も敵わない、かつてのセブンスシスターズと同じで。

だけど、ロナはセブンスはそんな事していないと言ってます。

多分、推測ですが、セブンスはトップになって解散してアイドル氷河期になったのは

結果的な話であってセブンスはそれを望んでいなかったと思います。

それは、見る人によって解釈が異なる場合もあるかと思いますが、

でも、セブンスは皆んなを笑顔にする絶対無敵のユニットなんです。

今や、セブンスと同じ位置に立ったAXiSは

ハルのワクワクした気持ちを踏みにじって、罠に掛けた。

伝説的アイドルユニットセブンスシスターズも同じ事をしたのでしょうか?

AXiSは歪です。皆んな過去に色々あって同じ目的の為に集まっているように思えます。

無くしたモノも沢山あると思われます。

ただ、

無くすモノがない人間というのは追い込まれると本当に怖いです。

気になった点が、

天神ネロがカフェでハルに見せた計画書は偽物?

AXiS六人は本当に声が似てるだけの別人なのか?

春日部ハルは「したい」って気持ちから「しなきゃ」って気持ちに変わってそれはもはや呪いと同義です。

それがいけなかったのか、それは分からないです。

ハルが、行動するのも『計画書』の中に書いてあったのかもしれません。

ですが、ですがね。

アイドルが、踊って歌うのが好きで好きで仕方ない夢を追い続けている16歳の女の子に、こんな、こんな仕打ちはあまりにも酷いと言わざるを得ないです。

いつものハルなら元気良い声音で皆んなに声をかける。

それは、4Uの時だって、KARAKURIの時だって、同じです。

ハルは必ず手を伸ばすのです。

それがハルの強さだからです。

そんなハルが、企画書を持って行く時の声がか細くて今にも途切れそうな糸のようで、こんなハルの声聞いた事がなかったです。

胸が苦しくて嘔吐しそうになり気持ち悪くなりました。

ハルは折れないと決めつけていた自分に腹が立ちました。

自分は、春日部ハルの事を何も知らなかったんだな…と。

それでも、カフェで合同ライブについて話すハルは何時ものハルで

ああ、心の底からアイドルが好きで好きで仕方ないんだなってそう思いました。

でも、最後に裏切られました。

ハルにとって初めての経験でただ、呆然と立ち尽くしていました。

私は、何も出来ないのが歯痒くて仕方ないです。

一つ分かったのが、ハルの掲げていた「共存」という道は絶たれたという事だけです。

残った道は闘う。

ただそれだけです。