ナナシス エピソード 4.0 AXiSを見ての感想など
Tokyo 7thシスターズ
エピソード4.0 AXiS
配信されました!
感想など書き綴りたいなと思います。
アイドル氷河時代と言われた時代に777☆SISTERS(以下略777☆S)
は4U、KARAKURIの対決を経て順調に勢いを伸ばしており、今作エピソードではエッグホール2034という何万人という人が入る箱に777☆Sの単独ライブが決定した。
これを受けて777☆Sは大喜びするが、
不穏な影が忍びよる。
伝説的アイドル、セブンスと同じ声を持つ天神ネロが777☆Sの前に宣戦布告する。
その二ヶ月後、何も知らない777☆Sは
ジャックされた会場で、あの時の「セブンス・ストライク」の再現をしたセブンスと同じ声を持つ6人のユニット“AXiS”が空に浮かぶスカイドームから出現し、観客を呑み込み
777☆Sはなすすべも無く、ただただ呑み込まれていった。
と、ここまでが大まかなストーリーとなる。
全13話構成、毎週更新される予定となる。
上記のエピソードを読んで私が気になったことをいくつか上げたいと思う。
まず、最初???が(おそらく天神ネロ)が777☆Sの事を“おぞましい”と表現していた。
4Uや、KARAKURIも最初は敵対していたが今ではライバルという立ち位置に固定化されている。その2人でさえ、憎しみ混じりの事は言っていなかった。
(九条ウメはセブンスが落とした呪いの一部なので、除く
今回はセブンスの落とした呪いの一部ではなく、全部が降りかかって来るという感じなのではないだろうか?)
天神ネロがそう言ったのは考えられるのが
・777☆Sが何も知らない事がおぞましいと感じたから
・セブンスとは違う方向に行っている777☆Sをセブンスの意思を受け継ぐ気はない怠惰なユニットだと思い、発した言葉
・セブンスが落とした呪いに対して、セブンスの希望を一身に受けた777☆Sがおぞましく感じた
この内どれかなのかもしれないし、どれにも当てはまらないのかもしれない。
そして2つ目が天神ネロは支配人を何故知っていたのか?という疑問だ。
777☆Sはメディア露出もして有名人だ。
だか、支配人は言わば影で支えてる仕事だ。
なのに、何故それを知っているのか。
もしかして、何処かであったのか?
それともDr.Serge(エピソードKARAKURIで影で暗躍していた人物)が関わって、それを教えたのか?
だが、Dr.Sergeは人物ではない。
人々の総意、器のようなモノだ。
そもそも、支配人がナナスタの支配人になった理由が「第二のセブンスシスターズを作り出してみせる」なので、ひょっとしたらAXiS方面に行ってしまう可能性もなきにしもあらずと言ったところだろうか。
疑問はこれぐらいにして、ここからは感じた事を。
クライマックス、エッグホール2034の窓に穴が空いてスカイドーム(空に浮かぶステージ)あたかもStar☆Glitterの歌詞と当てはまっていて、一連のシーンはぞわぞわとした。
セブンスが解散した、
「セブンス・ストライク」の光景を見たのか
支配人、ロナ、コニー、の3人だけである。
(見落としていたらごめんなさい)
その光景も知らずアイドルをやっているのが
ネロにとって、おぞましく感じたのかもしれない。
観客の目にはAXiSが復活したセブンスに移り、狂乱の渦に呑まれて行った。
考えることすら放棄して、
4Uや、KARAKURIの時もそうだが、世界の観客は良くも悪くも流されて易い
エモコにも「手のひら返しが早い」と言われていた。
それは私達にも言える事で、情報を確かなモノと信じ、それを嘘と疑う事もせず叩いて、自らを正当化する。
それは、本当に“おぞましい”
観客の心を手玉に取ったAXiSは無敵だ。
(捻くれた見方かもしれないが、この世は世論を味方につけた方が勝ちだ、実際4U時も、KARAKURIの時も777☆Sは世論を味方にしてきた。どんな向かい風だって、変えてきた
でも、今回は初っ端から王手をかけられている。)
絶望的で、777☆Sも敵わないんじゃないかと思えてしまう。
あの、笑顔を絶やさない777☆Sのセンター的立ち位置の春日部ハルでさえも、ただただ見上げる事しか出来なかった。
でも、青空まで来た777☆Sなら世論、陰謀など撃ち砕ける力を十二分に持っている。
まだ、それを発揮出来ていないだけだ。
その時がAXiSと777☆Sの真の勝負だと思う。
雲行きは怪しいが、今はまだ明け方。
きっと夜は明ける。
そう、信じている。
PS コニーさんが、「対地上照射ホログラム…あの日…私たちが…やった」という台詞があるが、(あの日はおそらくセブンス・ストライク)
その技術は、あの場所に居合わせた人物しかなし得ないし、知らないと思う。
だから、もしかたら初代支配人が全て仕組んだ事だとしたら?
まだ何とも言えないが、そんな可能製が私の頭の中でひしひしと浮かび上がってくる。
そんな最悪で、災厄な事態にならないことを祈っている。